私にとっては大昔の話になりますが、
新卒で事務職での内定でしたが、入社して配属されたのはシステム開発の部署でシステムエンジニアという職種でした。
入社後わかった事実は、システムエンジニアだった2人の女性が、事務職への移動を希望し移動したためでした。
配属された直後にシステム研修とやらで1か月ほど関西に行きました。
休日もないので観光もできず、ひたすらにプログラミング等を学びました。
研修先の関西から帰ってくると、試用期間にも関わらずサービス残業の日々。
試用期間が終わると、さらに激務の毎日でした。何とか頑張ってはみたものの、残業+サービス残業の嵐で、明け方シャワーを浴びに帰る日々に体を壊しすぎて退社してしまいました。
退社前に事務に移動させてほしいと上司に相談はしましたが、事務に空きがでるまでは無理だろうと言われました。
今でいうブラック企業にあたるのかは、わかりませんが、当時は若く世間知らずで、普通に自己都合による自主退社をしましたが、訴えようと思えばどこかに訴えることもできたのかもしれませんね。
大企業の事務職でしたので、定年まで勤める予定でしたのに、とても残念でした。
今考えれば辛抱や根性が足りなかったのかもしれません。
何より腹立たしかったのが、事務に移動した二人及び、同じ学部から同じく事務職で採用された人たちの居眠りの現場を毎日見かける時でした。今日は何時間眠れたなんていう話を聞くのも苦痛でした。それほどに眠っていても仕事に支障がなく、定時で帰宅できるうえに給料は同じなんて、耐えられなかったんですね。
そんな楽で居心地の良い職場を離れる気がないのは、よくわかりましたので、待っていても事務員に空きがでるより先に私は過労で死んでしまうと感じました。
しかし、たくさんの先輩たちがその労働条件下で働いているわけですから、私の根性が足りなかっただけかもしれません。
一つ違うのは、その先輩たちはその職種を希望して就職しているということです。
もしくは好きになれた仕事なら、続いていたかもしれません。
今振り返れば、
がんばって耐えていれば今頃たくさんのお給料をいただいていただろうに、もったいないとも思いますが。
自分で決めてやめてしまったことは事実ですし、後ろばかり見ていても仕方ないのです。
今の世の中でもあり得ることなのかは、よくわかりませんが
理不尽なことは起こりうるんです。
私は幼少期から理不尽が多発していたようにも思いますが、幸せに見えている他人も幸せかといえばそうでないかもしれないんです。
だから自分ばっかり損してるなんて思わずに、前向きに頑張って生きていきましょう。
きっと違う形での幸せがあなたにも来るって信じましょう。
理不尽な思いをした分、この先良いことがたくさん起きるって信じましょう。
安楽life。