5年弱従事した医療事務の仕事は、人として、とても勉強になりました。
しかし、私も当時は若く子供もいなかったので
患者様の気持ちになって対応することの大切さに本当に気づいたのは、退職後子供を連れて他院を受診したときでした。
子供が産まれると1度はケガや病気くらいかかりますので誰でも受診の経験はあるかと思います。
心配や不安でいっぱいの中受診したのに、心無い冷たい応対をされると、とても悲しい気持ちになります。
自分の命よりも大切な存在ができるまでは、わからなかった感情なので
当時は未熟で上部だけの対応をしてしまったこともあっただろうと反省しました。
医師がどんなに良い先生でも、受付等の質が悪い病院は少なからずあります。
科目によっては、他に良い先生が見つからない時は我慢して受診するしかないのですが、とても残念な気持ちになります。
総合病院なら機械で受付ができるので、人であっても事務的な対応でも何ら気にならないのですが、町の開業医を受診する時は質の悪い従業員はとても気になります。
また歯科医院の話題でよく耳にするのですが
人間性を疑う歯科医師も少なからずいらっしゃいます。
コンビニより数が多いと言われている歯科なので、不快なら行かなければ良いのですが、
他であまり扱っていない特殊な専門分野での歯科となると選択肢がほとんど無いため、我慢して通うしかありません。
腕は確かで、設備も充実しているので仕方ないのですが、そういう歯科医師は自信家なので、平気で患者を選り好みして、切り捨てるので、ご機嫌を損ねると厄介なので、患者側が気を遣うしかなくなります。
そういう医師の下では患者目線の優しい衛生士もやがてやめてしまうので、気が付くと、気の強い従業員ばかりで雰囲気の悪い歯医者になっていることもあります。
病院でも、歯医者でも、横柄な態度の従業員がいると、少なからず皆同じ思いをしていて、それでも我慢してその病院に通うか、他院で評判の良いクリニック等がないかなど、親同士では、よく話題になります。
同じ内容でも言い方ひとつで全然ちがうと思うのです。
自分がまた医療関係に携わることがあれば特に気をつけたいと思った一日でした。