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5話を見て思うのは、サレ夫の意見に著しく共感したことでしょうか。
同じ言葉を同じトーンで言い放ちたくなる回でした。
これまでは、不倫予防や不倫の解消につながる良いドラマだと感じたり、本気の不倫について考えさせられたりした回もありました。
今回は、不倫した張本人たちの身勝手さに嫌悪しか覚えない回でした。
こういう不倫なら誰も憧れないし、新しい人間関係を築くのが嫌になる回でもありました。
一番ひどい目にあっているのは、サレ妻という、何とも残酷なドラマです。
自暴自棄になって、相手の罠にはまって、一度は我を忘れて流されそうになったとはいえ、直前で我に返り、踏みとどまって引き返しています。
キスはされてしまったとしても、裸の写真を撮られてしまったとしても、一線は超えていないのに、なぜこんなにひどい仕打ちを受けなければならないのかと疑問です。
どっぷりと不倫をした張本人たちは、ここまでの制裁をまだ受けていないのに、サレ妻だけがつらい思いをし、さらには巧妙な罠にはめられかけて、結局仕事を失い、住む家さえ失いそうになるなんて皮肉な話です。
5話あらすじです。
一瞬でも流されてしまった罪、我を忘れてしまった罪
どんなにうまく隠したつもりでも、必ずわが身に返ってくると杏寿もひしひしと感じています。
不倫両家の話し合いの後に、里奈はわざわざ後を追いかけてきて、純平に、杏寿と黒井の抱き合う写真を見せ、杏寿をののしります。
せっかく夫婦の絆を取り戻しかけていた杏寿夫婦にもまた、亀裂が入ります。
自分のことを棚に上げて、睨む純平もどうかと思います。
どういうことか全部話すように言われ、
いきさつや、当時の心境、実在する人のなりすましであったこと、未遂で、直前で目がさめて引き返したことなどすべてを話します。
しかし、純平はどこの誰だかわからない、はじめて会った男と抱き合ってたのか、と嫌悪の目で睨みます。
怒る資格がないってこともわかってると言いながらも、
杏寿が私が大切なのは純平だけだからと訴えるも、その手を避け、一人で考えたい、どうするかわからないと告げます。
“えっうそ?別れたくないよ”
”ごめん帰ってくれ” と、追い出されてしまいます。
杏寿と同じ言葉を、私も思わず復唱してしまいました(笑)
自分はやることやって、不倫にどっぷりはまっていたのに、未遂で、一瞬心が動いただけの杏寿に対して、そんな態度取る資格ないし、意味がわからないです。
なんて自分勝手なんでしょうか。
かつての自分を重ねて、今の純平の気持ちを変えることはできないと理解し、引き下がってしまいます。
本当に終わってしまうかもしれない、今度こそ戻れないかもしれないと覚悟しています。
帰宅し、姉と親友ハルに相談します。
ハルは杏寿のためにいろいろ調べて、不自然さを感じ、里奈と黒井がグルではないかと指摘します。
杏寿が電話をかけた時に、麗華は志賀(偽黒井)の店にいますが、あえて電話にはでません。志賀は杏寿のことを本気で好きになってしまったようで内心心配しているようです。
そこまで手の込んだことをして、自分の家族を捨ててまで一緒になりたいほど純平のことが好きなのかと、若干諦めてしまいます。
ハルは、泣いてる場合じゃない愛する人を失いたこないなら戦わなきゃダメだと杏寿を諭します。
その後ハルは、杏寿のために純平を説得しに行きますが、自分勝手な意見の持ち主の純平に、ハルの思いは届かず、杏寿のために麗華や黒井について調査を開始します。
好きな人の幸せのために、陰ながら応援、協力する、このハルの行動こそ愛ですよね。
その後里奈の画策で、杏寿のお店のSNSや、友達リストにあった連絡先にも黒井との写真が悪質なメッセージとともに送られ、ネイルサロンの予約は全キャンセルされます。
娘のママ友にも送られているだろう事実に、噂の広がりを恐れ、自宅で仕事をしていた杏寿は窮地に追い込まれ今後の生活や娘への影響を心配します。
里奈と渉夫婦は
純平がいよいよ別れると思って、笑いながら家を出る準備をしています。
渉は会社に乗り込みますがさすがに常識人ですので、不倫の事は口外せず、里奈を退職させます。
こちらの夫婦の真実も見えました。
里奈の態度に終始激怒していますが、渉は嘘をついたこともなく、里奈のことを愛していたことがわかります。心配で束縛するような愛し方しかできずも、表現が苦手なだけで、家族を愛し養っていたのだと思います。
一方里奈は、その偏った愛し方に自分が信用されていないと感じ、一緒にいても信頼関係をつくれなかったと感じていたようです。
渉の愛は愛ではなく、ただの器の小さい男の自己愛だと否定します。
里奈は、学歴も教養も常識も仕事もない何のとりえもない上に、貧乏だったようですが、渉のおかげで裕福な暮らしができていたのですから、もう少し感謝しても良かったのかもしれません。
狭いおんぼろアパートの実家のほうが、ここにいるよりよっぽど良いと啖呵を切り、渉も諦めて、好きにして出ていけばいいが、1円の金も出さないと言い放ちます。
当然です。渉何も悪いことしてませんしね。
しかし、里奈にとってはそれが想定外だったようです。
浮気してこんな勝手をしておきながらも、父親だから養育費用をだしてもらえると思っていた、おめでたい頭の持ち主さんでした。
お前、もう黙れ(この回一番共感した言葉でした。思わず復唱しちゃいました。)
これで終わりだと追い出されます。
その後渉は子どもたちを先に迎えにいき連れて帰ります。
里奈は、子供を返してもらいに行きますが、もう家には入れてもらえません。
まだ、ここで謝れば許してもらえたでしょうが、里奈は純平を略奪できると確信しているようで、決心は固く、いつか必ず取り戻すと言いつつも子供を一旦諦めます。
家を追い出され、純平の寮を訪れる里奈
こんな時間に一緒にいるところを同僚に見られたらヤバイと部屋に入れてしまいます。
里奈は図々しく、卵焼きを作りますが、結局純平は食べてしまいます。
純平にも腹が立ちますね。自分には甘すぎます。
なんだか夫婦みたいと喜ぶ里奈に帰りを諭す純平でしたが、
結局最後にはキスされちゃって、もうこの時点で同罪か、それ以上だと思うのですが。
里奈のあざとさは今回も炸裂していましたね。
黒井と抱き合う写真を見せながら純平にくっつき、杏寿のことを嫌いにさせて、あわよくば、自分のことを好きにさせようと、全部自分の画策なのに、必死に嘘八百を並べます。
最後に”私は絶対裏切らない、だって愛しているから。二人で幸せになりませんか”と泣きながら純平の背中を抱きしめます。
図々しいのは、純平の娘の良いお母さんになれるように頑張るし、最高の奥さんになります。って一言です。
そのあとキスして、振り払われるのですが、今夜は帰らないと言っていますし、6話の純平に期待するしかありません。
なぜ、浮気未遂の杏寿から子供を取り上げる必要があるんでしょうか。
そういうところ本当に好きになれないです。
旦那を奪いたいから、家庭を画策して、裏で手をまわして家庭を壊し、奥さんの仕事、友人関係も壊し、子供も精神的に傷つけ、その上子供まで取り上げようとするなんて、ひどい女です。
100歩譲って本気で愛し合ってしまった間柄なら、お互いの家庭を故意に壊すことなく、全うに本気の純愛を貫いてほしいと思います。
子供には何の罪もないんですから、子供を巻き込んで不幸にすることだけは、どうかやめてほしいです。
5話で共感した他の点は
女って心と体が一つなんですつながってるんです。と里奈が言ってます。
確かに普通女性は好きでもない人とは一線を越えられない生き物だと思います。
不倫する女性は本気の場合が多いとは思います。
男性はそうとは限らないのでしょうが。
あの頃に戻りたいと思っても戻れませんので、後悔のないように一日一日を大切に生きたいものですね。
何でもない日常がどんなに幸せで大切か、思い返すにはいいドラマであると思います。
ホリデイラブの感想は以下でも記事にしています。