膣式卵巣嚢腫核出術は痛くない手術

病院 photo約20年前の話ですが、友人が卵巣嚢腫による茎捻転で倒れ救急搬送され、腹腔鏡下にて手術を受けました。

茎捻転を起こすと、失神するようなとてつもないような痛みがあり、友人も失神して痙攣をおこしているところを救急搬送され、緊急手術されたそうです。

当時5人に1人の割合で卵巣嚢腫患者が存在すると言われていましたが、自覚症状は全くなく、まだ未成年で産婦人科とは縁遠い生活をしていましたので、私は他人事だと思っていました。

しかし数年後初めての妊娠時に卵巣嚢腫を指摘されました。

大きかったので、出産後に手術するように段取りをしました。

通常、卵巣嚢腫の手術は、開腹手術と、腹腔鏡下での手術が一般的だそうですが

私の通っていた産婦人科では帝王切開を除く約80%の手術で経膣式手術が行われている病院でした。

7人の医師が在籍していらっしゃるので、もしもの救急時も対応してくださるだろうという安心もありました。

当時は鹿児島県で経膣式手術を行っている病院は他にはありませんでしたので、他院を受診していたら、経膣式手術という存在さえ知らずに、腹腔鏡下で手術をしていたことかと思います。

病気は不幸だったとしても、命に関わることなく、痛みもなく手術して頂いて、不幸中の幸いだと思っています。

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膣式卵巣嚢腫核出術

卵巣嚢腫の手術は茎捻転などを起こした場合開腹手術されたりしますが、手術予定日まで急変することがなかったので、自然分娩で出産後3か月で膣式卵巣嚢腫核出術を受けました。

経膣式は痛みもほとんどありませんでした。

腹腔鏡下手術より、安価で傷も全く残りません。

手術後の治癒のスピードも早く、癒着の可能性も少ないそうです。

もし、今卵巣嚢腫を指摘され手術を検討されている方がいらっしゃったら、経膣式で手術をしてくださる病院を探してみてお話を聞いてもいいかもしれません。

腕の良い先生に恵まれて手術は成功し、予後も順調でした。

ありがたいことに再発もなく元気です。

同時進行で不幸な出来事も多々あり、

当時は相当ナーバスにもなりましたが、今が幸せなら良しとしようと思うことにしています。

とてもやさしくて良い子に恵まれたことが何よりの幸せだと思っています。

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定期検査はしっかり受けたいものです

指示通りに定期検査に通っていましたが、ここ数年はやや怠りがちです。

卵巣嚢腫の術後の定期検査と一緒に子宮がん検査や、乳がん検査も1年に1回行かないといけないのですが、費用もかかるので、ついつい自分のことは後回しになってしまい、2年に1回くらいになっています。

甲状腺の定期検査だけは、違うクリニックで受けているので、予定を1か月過ぎましたが、検査してきました。

良性腫瘍ですが、1年前より少し小さくなっていました。

この歳になり思うのは、健康が一番ということですね。

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前回は小林麻央さんの乳がんの公表時に、私も定期検査の時期を過ぎていて慌てて予約を取りました。

当時は私と同じように背中を押された患者で予約も2か月先まで埋まっていました。

友人はチョコレート嚢腫の術後の再発を指摘されたと言っていました。

若いころは色恋の話で盛り上がったものですが、今は子育て以外の話題といったら、病気やケガ、病院の評判の話題が多くなりました。

定期検査を怠ったが故に取り返しのつかないことにならないように、前回から1年以上経過してしまいましたが、やはり今年中に受けに行きたいと思っています。

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